まもなく入場禁止。あなたが名古屋城天守閣を訪れたのはいつ?

はじめて名古屋城を訪れたのはいつだろう。

観光、学校行事、家族旅行。
私自身、ぼんやりと幼いころの記憶はあるが、正直いつ誰と行ったかまでは覚えていない。

だけど、楽しかった感情は残っている。

大人になってからは、写真、歴史、刀剣鑑賞など楽しみ方の幅が広がった。

「今度名古屋に行くんだけど、おすすめの観光地はある?」

そう聞かれれば1番に候補として挙がるスポットでもある。まだ行ったことがないのであれば、ぜひとも名古屋観光のスケジュールに組み込んでほしい、と。


そんな名古屋城が2018年に一つの節目を迎える。

木造復元事業に伴う工事のため、天守閣への入場が禁止されるからだ。

天守閣への入場禁止。いつからいつまで?

2018年5月7日から入場禁止。
つまりゴールデンウィークの終了と同じタイミング。

工事完了予定は2022年12月。
当分先のことになる。しばらくの間、私たちは天守閣へ入れない。

もうすぐそのときがやってくる。
そんなことを考えていたら、ぼんやりと過去の記憶が蘇ってきた。

 



 

名古屋城の思い出。

天守閣の近くに桜の木がある。
春になると美しく咲き誇り、左側に天守閣、右側に満開の桜という構図が完成。春の名古屋城を象徴する絵として、雑誌やポスターでよく見かけますよね。

同じような写真を撮ってみたくて、カメラ片手に赴いたのは私だけじゃないはず。

 

秋は紅葉。
四季折々の景色を楽しみに。

 

小天守閣から大天守閣へ続く道。
ここから眺める光景がたまらなく好き。迫力満点の天守閣はもちろん、「これから中へ入るんだ」という気持ちが込み上げてきて、大人になった今でもワクワクする。

 

この暗い空間は城下町を再現したエリア。光と音の演出により、時間に応じて明るくなったり暗くなったり。1日の変化を楽しめるようになっている。

夜の演出は本当に真っ暗で、ドキドキしたこともあったっけ。

 

5階にある実物大の金鯱。
名古屋城天守閣において定番のフォトスポット。これにまたがり記念写真を撮った人も多いのでは?

撮る前は周囲の目が気になり照れくさいのだが、思い返すと残してよかった1枚になる。

 

展望室からの景色。
名古屋駅エリアのビル群が見える。
ここからの景色もしばらく見納め…。

これから先も発展していくであろう名古屋駅エリア。数年後、ここから見る景色はどのように変わっているのか。新たなビルが増えているかもしれない。

 

帰り際に立ち寄ったお土産コーナー。
あのとき買ってもらったキーホルダー、今も家に残っているのかな。

 

名古屋城の天守閣にはエレベーターがある。これに乗れば楽に移動できる。

木造復元後はどうなるのだろうか。
現段階(2018年4月16日時点)では設置の有無について確定していない。

もし無くなってしまうとなると、少しばかり名残惜しい。

忠実に再現した天守閣も気になるところではあるが、エレベーターがあることで救われている人もいると思うから。

思い出の場所が変わってしまう前に

注目が集まる木造復元。
今後どうなるかは分からないが、2018年5月7日から入場禁止になることは決まっている。

その後すぐに取り壊すわけではないけれど、天守閣の中へ入るのはしばらくお預け。工事完了予定の2022年12月まで待たないといけない。

 

あなたが名古屋城天守閣を訪れたのはいつですか?

 

久しく名古屋城へ行っていないのであれば、入場禁止になる前に足を運んでみませんか。初めての方はこの機会にぜひ。

いまある天守閣と周辺の景色を、その目に焼き付けるために。

 

5月7日からの入場禁止について。
あなたの周りにに知らない人がいるかもしれません。実は私の両親がそうでした。伝えたところ「行かんとなぁ」という話になったんですよね。

 

過ぎ去ってしまったら手遅れ。
思い当たる人がいたら、そっと教えてあげてくださいね。