2017年10月14日、名古屋に新たな業態の飲食店がオープンしました。
そのお店の名前は「駅西あさごはん」。ほかのお店では珍しい以下の特徴があることで話題となっています。
- 営業時間は土日の朝5時〜9時まで
- 居酒屋を間借り
- 名古屋の大学生が運営
- 開店準備資金の一部をクラウドファングにて調達
特に、土日の朝5時〜9時までの営業スタイルがポイント。
こちらは閑散とした名古屋駅の様子。朝5時前の光景になります。
この時間帯に朝ごはんを食べられるお店はありません。選択肢としてあるのは駅周辺にある24時間営業のファミレスへ行くか、あと30分待って某ハンバーガーチェーン店の開店を待つか。
というのも、名古屋駅にある飲食店のほとんどは7時からの営業だから。小倉トーストを提供しているカフェも、きしめんモーニングを提供している食事処も例外ではありません。
そんな状況下でもバスは到着する。多くの人を乗せて。
彼らはこの後どうやって過ごすのか。
その選択肢のひとつとして登場したのが「駅西あさごはん」。さっそく足を運んでみたのでお店について詳しくご紹介。名古屋駅からのアクセスや提供しているメニューについてお届けします。
名古屋駅からのアクセス方法
住所:愛知県名古屋市中村区竹橋町31
お店の場所はここ。
店名の通り名古屋駅の西側(太閤口方面)にあります。
駅からお店までのアクセスは一本道。
地上から外に出てビックカメラを横目に進んでいくと・・・
10分も経たないうちに到着!
居酒屋「やきとり竹橋」を間借りしているためここで合っています。
店頭にはこんな感じの看板があるので目印にしてみてください。
居心地のいい店内
店内の照明は落ち着いた色合い。
ザ・居酒屋!という雰囲気は感じるものの、いい意味で刺激が強くないため朝の時間帯にぴったり。寝起きでぼんやりした頭を徐々に目覚めさせてくれることでしょう。
メニューは鯛茶漬けとコーヒー
お店で提供しているメニューは2つ。
- 鯛茶漬け
- コーヒー
鯛茶漬けの価格は500円。
ごはんの量を少なめ、ふつう、多めから選ぶことができます。
鯛は名古屋駅近くの椿魚市場から仕入れたもの。出汁は宗田節とやきとり竹橋の鶏出汁をミックス。口の中に入れてみるとシンプルで優しい味わいに思わずほっこり。冷えた身体を内側から温めてくれますね。
1口食べたら薬味を投入。
わさびと味噌が添えられており、鯛茶漬け1杯でいろんな味を楽しむことができます。
気がつけばあっという間に完食。
最後の一滴まで美味しかったです。ごちそうさまでした!
名古屋駅で朝を迎えるとき、ひとつの選択肢として
大学生だけで運営しているからといって侮ってはいけません。提供している鯛茶漬けは美味しかったし接客も好印象。前日の夜に終電で名古屋駅に到着し、朝まで仕込みをしているとは思えないほど丁寧な仕事っぷり。その姿は素直に尊敬します。
「駅西あさごはん」は店員さんとのちょっとした雑談も含めて居心地の良い空間でした。夜行バスを利用して早朝から名古屋駅を訪れる方は試しに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
お店は2018年1月までは確実に営業しています。その先は未定とのことなので興味のある方はお早めに!
また、鯛茶漬けは売り切れ次第終了とのこと。当日の状況についてはツイッターで確認することができるので、訪問前に確認しておくといいでしょう。
<駅西あさごはん>
営業時間:土日の5時〜9時
ツイッター:@ekinishi_asa
公式サイト:https://peraichi.com/landing_pages/view/ekinishiasagohan